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PiggyBabes の 本日のヒトコト

英国の小さな町発、日々のたわごと。。。 画像はクリックで拡大しますよ♪ (Click on photos to enlarge!)

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星になりました

プーが星になってから 3日経ちました。
まだ いつもの場所で寝ているような感覚が抜けず、実感が湧かない。。。





3月18日。
朝から 何処へも行かず 出来るだけプーと一緒の時間を過ごしました。


色々思い出して 話しかけていると 勝手に涙がこぼれます。 ここ数日は 特に 鼻血・鼻水・クシャミが酷く 苦しそうだったので 「もう、今日で楽になるからね。。。」 などと言っていると 更に涙がボロボロ。 プーは そんなワタシをよそに、なでられているので気分が良いのか ノドを ゴロゴロ鳴らしていました。








元気な時は キャットフード以外は殆ど食べさせず 色々食事制限をして来ましたが、生体検査の結果が出て以来 「プーが食べたいモノ」 「プーが食べられるモノ」 と 言う事で 肉類を中心に 食を楽しんでもらいました。

ラム・ステーキやら、ポーク・ステーキやら、ビーフ・ステーキやら(笑)。


でも、食べるのは 多くて 一日に一度だけ。
水もまとめて 一度に飲んで。。。 と いう感じ。



でも、暖かいお肉を細かく刻んで いると 作業をしているワタシ達の横に立ち上がり 「にゃぁーぉっっ(早くくれっっ)」 と 催促をしていました。


鼻が詰まっているので フガフガ言いながら食べていましたが、食欲の有る時は 3回もおかわりをしたり。


「もう、治らない」 「もうすぐ いなくなる」 と 分かっていても、水を飲んでくれたり 何かを美味しそうに食べてくれると 嬉しくて 笑顔になります。








ピグちゃんのお昼寝の時間。
ワタシもTJも 前日余り眠れなかったので 横になったのですが プーが足元に重ねた掛け布団に寝ていたので 彼はそのまま動かさずに ワタシ達は リビングから毛布を持って来て 寝る事に。

プーの横に自分の頭を置いて なでながら 色々考えて。

時々やらせてくれたのですが、この日も 自分の体をワタシの枕にしてくれていました。。。 ゴロゴロ言う音と 心臓の音と 一所懸命息をする音。













午後 2時半。
獣医さんとアシスタントの女性は時間通りにドアをノックしました。

TJとピグちゃんは 既にリビングに居たので ワタシがプーを連れて降りて行きました。




3人で プーに話しかけて 抱きしめて サヨナラを言ってから、プーの頭側をワタシが押さえ、下半身を獣医さんが押さえ、注射を打ちました。

元々注射が嫌いな プー。
なのに、大きなシリンダーで 沢山の薬を打たれて 怒っていました。



普通なら プーの大きさの猫であれば 注射一本で済むそうなのですが、少し動きが鈍ったとは言え 中々眠りに落ちる様子が有りません。

暫く ワタシの膝の上で抱いていたのですが、薬が効かないので 獣医さんが 「カワイソウだけど もう一本打ちましょう。」 と 言って また同じ体勢で 次の注射を打ちました。 今度は 1本目よりも激しく抵抗するプーに 「大丈夫だから。 ゴメンね。 もう少しで終わるから。」 と 言いました。

シリンダーの中身が無くなったと同時に プーの動きが止まり 目を開いたまま 動かなくなってしまいました。

最後まで、一所懸命 生きようとする ファイターだったね。




「安楽死させる」 と 言う事が どう言う事かは 頭では分かっていたけど やはり 自分の手で 長年連れ添って来た 同志の命を絶つと言うのが どんなに悲しいか、その瞬間まで理解していませんでした。

心臓が止まって 力が抜け グッタリしているのに まだ暖かいプーを抱いて 「もっと大切にしてあげなくてゴメンね。 今迄 ずっと有難う。」 と お礼を言って、ピグちゃんにも キスとハグをしてもらってから プーの黒い部分の毛と 白い部分の毛と ヒゲを少しずつハサミで切って ティッシュに包みました。


その後、数分だけ お別れを言う時間をもらって、その後 獣医さんら2人が プーをタオルに包んで ドアから出て行きました。






それが プーを見た最後です。
ピグちゃんと一緒に 窓から 「プーちゃん、バイバーイ」 と 手を振りました。




















夜 ピグちゃんが寝る前には 空をみて 星に向かって 「プーちゃん、おやすみなさーい」 と 言っています。


昨日の夜は まだ 家の中に居るかの様に 病気が酷くなって 独特の臭いになっていた プーの口臭がして ビックリしました。


今日は、放置してあった プーのトイレと ゴハンのエリアを TJが 涙を流しながら片付けていました。


プーは、火葬してもらって 日本から戻ったら 獣医さんに遺灰を受け取りに行く予定です。 アメリカや日本やイギリスや、プーが暮らした場所 全てに 少しずつ撒いてあげようと思っています。


















やっぱり、プーのことを考えると 涙が出るね。

でも、今は 痛みからも苦しみからも解放されて 空で 先に行っている友達と一緒に 走り回ってるよね。

日本へも、今回は一緒に行けるね。
ずっと一緒に居てね。




プーは、1997年 1月に アメリカはオハイオ州に住んでいたワタシの所に貰われて来ました。

ワタシの前に飼っていた人が 喘息で(しかも他に6匹も飼っていた) 飼えなくなってしまったから、養子にもらったのです。

その人の息子が サッカーをしていた所に 一緒になってボールを追いかけていたプーを保護したとのこと。

ワタシの所に来た時点で 既に成猫でしたが、正確な年齢は不詳。。。 多分 1歳か2歳だったと思います。





名前を呼ぶと 犬のように走ってきて ベッドの上に飛び乗ったり ゴハンの時に "Say 'Gimme' !" と 言うと ちゃんと 「にゃぁーおっっ」 と言ったね。。 


ピザや チョコレートや マヨネーズや KFCや オリーブのブラインや、変な物が好きだったね。 イギリスに来たら ラム・ローストが一番だったけど。


ベッドで横になって本を読んでいると 必ず ワタシと本の間に入って邪魔したね。 床で新聞を読んでいると、必ず読んでいる箇所に座ったね。


朝起きて、ワタシがトイレに行こうとすると、反対方向のキッチンに行かないものだから ワタシの フクラハギに飛びついて 「方向が違うよーーー」 と 抗議したよね。





1年2ヶ月後、ワタシの日本帰国が決まりました。
最初は 「連れて帰れないよなぁ。。。」 と 思っていましたが、やはり離れられないので 一緒に日本へ行く事に決定。





日本では ワタシの母と同居。
右上の犬歯が ケンカで無くなったね。

ワタシが カナダ/アメリカで遊んでいる間は 母の友人宅、ワタシの弟宅と 振り回され、ワタシが帰国後は ワタシの姉宅を経て TJと一緒に暮らした アパートに落ち着きました。 

アパートに居たのは 1年半。
殆ど外に出してもらえなかったけど、良い子で居てくれたよね。 時々逃げ出して 行方不明になったりもしたけど。





そして、ワタシとTJのイギリス引越決定。
勿論、プーは同行(詳しくは PETSの項参照)。



ラドローでは グランマやグランダにも 沢山 可愛がってもらえたね。 ペットを飼った事が無いグランダが 毎朝話しかけてくれたよね。

裏庭の 壁の下に 何時間も座り込んで 鳥が来るのを待ってたよね。 時々成功して リビングに鳥をくわえて来て ビックリしたよ。



今の家に引越して来て、暫くは外に出してあげられなくてゴメンね。 庭が完成したとき、嬉しかったよね。 芝生で ゴロゴロ出来て。



ピグちゃんが生まれた時は 「なんだ、こいつ?」 って ビックリしたよね。 でも ピグちゃんが 段々大きくなって プーの毛や 尻尾を引っ張ったりしても 怒らないで相手をしてくれて 有難うね。 時々 ピグちゃんの度が過ぎた時は 噛み付いてたけどね(笑)。



リビングでカウチに座っている時 「おいでっ」 と 膝をポンポンすると 走ってきて 膝に飛び乗ったね。

ワタシがベッドに居ると、二階に駆け上がってきて ベッドの角をカリカリ 爪の無い手で引っかいてから ベッドに飛び乗ったね。

寝る時は TJの足元か、ワタシの腕枕だったね。
腕枕をして、更に ワタシの枕に伸びをして頭を乗せて、そんなキミの寝顔を見て ゴロゴロノドを鳴らす音を聞きながら眠るのが大好きだったよ。



今迄 ずっと大きな怪我も病気もせずに来たけど、最後に大きいのやっちゃったね。 もっと早く気付いてあげなくてゴメンね。

最後の日には、顔の右側は盛り上がって 目が濁っちゃって 右と左で 違う猫みたいになっちゃってたね。

でも、プーは ワタシにとって 世界で一番 ハンサムで 世界で一番 賢くて 世界で一番 大好きな猫だよ。



この11年、ワタシが 一番辛い時 いつも 何も言わずに ノドをゴロゴロならして 隣に座っていてくれたね。

本当に、本当に ありがとう。
絶対に 絶対に 忘れないよ。


この先 また犬や猫を飼うかも知れないけど、でも ワタシにとっては いつまでも プーが一番だから。








プーが ずっと11年使ってきたブラシや お気に入りだった毛布。 プーの毛と 遺灰と一緒に ワタシ達が最終的に落ち着くオウチの庭に埋めてあげるね。 それまで ずっとずっと 一緒に家の中に居て良いからね。

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*COMMENT-コメント-
▽無題
悲しすぎて涙で文字も見えなくなりました。

あの瞬間、目から生気が無くなる瞬間(それもほとんど
一秒間で・・みたいな)プーちゃんはPiggyさんの
腕の中で逝けて幸せだ。と思ってたはずですよね。。
自分の事のように、本当につらいです。

うちの冷蔵庫に張ってある、2年連続の、Piggyさん宅の
Xマスフォト。どちらも、TJがピグちゃんを抱っこしてて
Piggyさんはプーチャンを抱っこしてます。

それだけ、プーちゃんは家族で Piggyさんにとっては
かけがいの無い子供、そして友、でしたよね。

書いてて私が胸いたいです。

日本で、Piggyさん心を癒して下さいね。。
▽ありがとう
重美さん、ありがとう。
とっても悲しかったけど、でもプーは もう楽だからと思えば平気だよ。
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